時代とともに、子どもをとりまく環境は変化してきましたが、子どもが持つ無限の可能性は昔も今も変わりません。
ただ現代では、子ども本来が持っている能力を存分に発揮できる場が限られているのではないでしょうか。
子どもには、たくさんの可能性があります。
私たちは、そんな子どもの多様な才能が開花できるよう、
子どもとその環境(文化的環境・教育的環境)について研究しております。
理事長挨拶

人間の子どもは
驚くべき能力を持っている。
それはまず、コピーする能力として現れる。生まれて6カ月もしないうちに対面している相手の表情を真似る。さらに1歳までに近くの人が見ている方向を見て、何を見ているかを確かめ、今度は自分で指さして相手に自分が見ているものを教えようとする。
子どもの学びは「真似び」なのだ。この能力によって子どもたちはさまざまな気づきを得るようになる。
相手のやっていることや見ていることを自分の五感に着地させ、今度は自分の感性でそれを自分ごとにしていくのである。それが人間の持つ想像力や創造力の育成につながる。中央出版の全国小・中学生作品コンクールは、その能力の開花を表彰する試みである。時代とともに社会や環境は急速に変わり、子どもたちの学びもそれに応じて変化していく。
このコンクールの科目にも国際化やIT化に対応して、英語の朗読やプログラミングが従来の学びに加わっている。応募作品を見てみると、その爆発的な想像力と広がりに目を見張るばかりだ。植物や虫や動物たちを詳細に観察してその違いを分類する眼や、読解力と作文力の高さ、流ちょうな英語の発話、そしてプログラムの構想力は素晴らしい可能性を感じる。
ここには、学校の予定された授業の成果では推し量ることのできない子どもたちの能力が溢れている。これらの子どもたちの貴重な気づきと夢に、私たちは地球と人間の未来を託すことができるだろうと確信する。
総合地球環境学研究所所長
山極壽一
顧問
子どもの文化・教育研究所の顧問の紹介です。(敬称略 五十音順)
国語
- 太田昭臣(元琉球大学教授)
- 佐藤洋一(愛知教育大学名誉教授)
- 中西一弘(大阪教育大学名誉教授)
- 野上員行(元福岡県岡垣町立岡垣東中学校校長)
- 吉田裕久(安田女子大学教授)
社会
- 荒井正剛(東京学芸大学教授)
- 小原友行(福山大学教授)
- 谷川彰英(筑波大学名誉教授)
- 松尾健史(元広島大学講師)
理科
- 角屋重樹(広島大学名誉教授)
- 木下邦太朗(元帝京短期大学教授)
- 藤谷立自(元東京学芸大学教育学部附属小金井小学校教諭)
- 横山 正(元杉並区立和田小学校校長)
生活科
- 梶田叡一(聖ウルスラ学院理事長)
- 加藤 明(関西福祉大学学長)
- 寺本 潔(元玉川大学教授)
- 横山 正(元杉並区立和田小学校校長)
英語
- 影浦 攻(前鹿児島純心女子大学副学長)
- 久埜百合(中部学院大学学事顧問)
- 樋口忠彦(元近畿大学教授)
- 松川禮子(岐阜女子大学・大学院学長)
プログラミング
- 荒川 昭(慶應義塾普通部普通部長)
- 市川道和(元筑波大学附属駒場中・高等学校教諭)
- 神村 信(元光市立大和中学校校長)